とんとん拍子

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「だいたい、あたし達に負けたくないからって、皆のいる教室は無いでしょう!?」 「じゃあどこなら?」 「‥‥‥屋上とか、保健室!」 「でも朱音ちゃん、公園で榊君に‥‥‥。 しかも白昼堂々‥‥‥。」 「見てたの?」 コクリと頷く千夏。 たまたま通り掛かったらしい。 「千夏、僕悪い事したかな? 嫌だった?」 准吾の質問に、千夏は思い切り首を横に振る。 「嫌なんて思わないよ! 私、准吾君の事大好きだから!!!」 「千夏‥‥‥。」 「あっ!」 言って後悔。
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