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「う‥‥‥」
「やっとお目覚め?
あ、まだ武藤君は寝てるからね千夏。」
先に目覚めたのは千夏の方だった。
「これって、私動けないよね?」
「良いんじゃね?
准吾ケガしてるしよ!!」
「にしても、あんた達よくその状態で寝れたわね‥‥‥。」
千夏は何も言えない。
「そういや、お前等の親さぁ、すっげーノリノリだぜ。
二人を婚約者にってよ!」
「やっぱり‥‥‥そう来ましたか‥‥‥。」
声を揃える准吾と千夏。
「ったく、親父め!」
「いや、千夏のお母さんが一番乗り気だったよ。」
「お母さん‥‥‥!!
いったい何考えて‥‥‥!!!」
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