とんとん拍子

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「て‥‥‥、いつの間にか起きてるし! 准吾お前いつ起きた?」 「君達が入って来た時だけど。」 「嘘!? じゃあずっと寝たフリしてたの武藤君!」 コクリと頷く准吾。 「だって千夏寝てたし。」 「起こしてくれたら良かったのに。」 「寝顔かわ‥‥むぐ!」 「恥ずかしいからそれ以上言わないで!」 「だって‥‥‥。」 「言わないで!!!」 「はい‥‥‥。 皆がいなかったら良い?」 「それならまあ、ここは病院だから駄目だよ。 誰が聞いてるかわからないから!」 朱音達だけなら良いらしい。
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