3.親友と憩いと本心

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「あっ、ボクそれ知ってる!『ふんもっふ』でしょ?」 知ってるのかよ! 思わずツッコミそうになったのを、必死で押さえながら内心で叫ぶ。 「なぁ由美は本とか読むの……………何やってんの?」 由美の手には、どこから取り出したのか分からないが、銀食器のスプーンが握られている。 ああ……もしかして、もしかすると、もしかしなくてもコレは……。 「まっがーれ!」 うん、やっぱりね。
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