39086人が本棚に入れています
本棚に追加
一人で超能力者となる訓練(スプーン曲げ)を真剣にやっている由美は無視して、美咲が読みたそうな本を探す手伝いに俊一は集中しようと決める。
って、俺も結構お人好しだな。
広い店内を見渡して、本を探しに行ってしまった、黒髪ショートの美咲を探してみる。
「あーいたいた」
店内がそれほど広いわけではなかったから、案の定美咲はすぐに見つけられた。
「あ、俊一くん。ちょうど良いタイミングで来たね。これに決めたよ!」
じゃーん!、といった効果音が出てきそうな感じに、美咲は手にしてる本を差し出してきた。
俊一に差し出された小説は、まぁ日本でもかなり有名な某魔法使いの小説である。
針~・ポッt(ry という眼鏡小僧が主人公で、ペットが白いフクロウという変わった奴が何やら頑張る話だ。
「黙れマルフォイ!」
「ちょ…俺の回想に黙れとか言わないで!!それと俺はマルナントカじゃありません!」
ってか小説に影響されすぎ。
最初のコメントを投稿しよう!