3.親友と憩いと本心

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オアシスは喫茶店であり、ファミレスのような豊富なメニューは揃えてない。 当然だが飲み物とデザートがメインである。 せいぜいサンドイッチがあれば良いほうだろう。 「うん、サンドイッチもおいしいね」 「由美、満足した?」 メニューに辛うじてあったサンドイッチをリクエストした三人は、ただ今それを食べている。 ヘルシーだが……まぁ昼食として問題ないだろう。 「あとは俊一が口移ししてくれたら満足だよ」 「少し頭…冷やそうか……」 相変わらずの由美を、管理局の白い悪魔の台詞であしらいながら俊一も自分のサンドイッチを食べる。 マスターの話によると、今日は亜季は休みのようだった。 オアシスのもう一人の店員の亜季。 月奈より年上で、ちょっと変わった雰囲気を持っているがいい人である。 次に会う機会があったら由美達に紹介してあげようかな。
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