15人が本棚に入れています
本棚に追加
「おはよう、普段着初めて見た。
うん、亮さんらしくて俺、好きだな。」
「お…おぉ、はよ。」
純粋に誉める奏に亮は照れて頬を掻く。
自分から相手を誉める言葉ば出そうにない。
「で、どこ行くんだよ?」
照れ隠しに、話題を変えてみた。
すると奏はハッとして時計を見る時間は10時になった所。
「あ、この時間なら一本早いバスに乗れるな。亮さん、早く。」
「え!?おい!ちょ、引っ張んな!!」
亮の腕を取り駆け出す奏。
グンと引かれた体。
デートの始まりだ。
最初のコメントを投稿しよう!