デート? NO,NO 初デート

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「おはよう、普段着初めて見た。 うん、亮さんらしくて俺、好きだな。」 「お…おぉ、はよ。」 純粋に誉める奏に亮は照れて頬を掻く。 自分から相手を誉める言葉ば出そうにない。 「で、どこ行くんだよ?」 照れ隠しに、話題を変えてみた。 すると奏はハッとして時計を見る時間は10時になった所。 「あ、この時間なら一本早いバスに乗れるな。亮さん、早く。」 「え!?おい!ちょ、引っ張んな!!」 亮の腕を取り駆け出す奏。 グンと引かれた体。 デートの始まりだ。
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