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rabbit
今日もまた
私はこの小さな箱の中で
独りきり
ただあなたの帰りを待っている
寂しくて
震えている私に ねぇ気付いて?
何でもするから…
お願い私に触れていて…
あなたに触れられる度
甦る欲望が
また私を虜にする
「もう一度私を抱いて」
時に傷つけられても
構わないあなたがいるなら…
「こっちへおいで」と 呼んで欲しいの…
求めて欲しい
絡まりあうこの赤い
快楽と黒い欲望が
私を箱に釘付けにする…
戻る事は出来ない…
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