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そのままの空気は気まずいと思ったから話題を逸らした。
「じゃあさ、俺の家に来るか?誰もいないんだ」
「いいんですか?…嬉しい」
そう言った少女に俺は自分の家に従者がいないことに気づく。
「もちろん、俺の家で働いてもらう」
「働くって言っても私、まだ15ですよ」
「大丈夫。君にはメイドをやってもらう」
「じゃあ、僕もいいかな?」
そこには執事服を着た少年がいた。
「僕は主が亡くなって困っていたんだ。僕を雇わないか?」
「残念ながらお金が」
「もちろんタダで」
あまりのいい条件に驚きながら理由を聞いたところ、飯すら食べられないようだった。
そして俺は三人で家に行った。
少女はボロボロだったので風呂に入れ、少年には俺が料理を作って食べさせた。
少女には俺の服を着せてあげ(下着は少女が風呂に入っている間に洗った)た。
下着を渡すときには体をタオルでまいていたものの体のラインはわかるものだ。
まだ発展途上…って何言ってんだ俺。
俺の服を着た少女はボーイッシュな格好をしたお嬢様って感じになっていた。
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