超自爆スイッチ

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「がはぁ」 これはもう女の子の力じゃないな。 それよりも実験されそうな女の子を助けないと。 「ねえねえそこの女の子さぁ。このカプセル破壊してくんない?」 「私の名前は天音雫(あまねしずく)。雫とでも呼べばいいわ」 そういいながらカプセルをコンコンとノックしながら力強い動作で木刀でぶったたいた。 ものすごい炸裂音とともに木刀が砕けた。 「やっぱり無理か~」 そのまま雫はカプセルの回りを調べていた。 カプセルの近くの装置に気づくと装置をいじりだした。 するとカプセルの中の水が抜け、カプセルが横に開いた。 「どんな開き方だよ」 そう言ってる間に雫は少女を介抱していた。 俺はとりあえず上着を脱いで雫に渡した。 「とりあえずこれを着させよう」 「今変なこと考えた?」 「いや、遊んでる場合じゃないから」 雫はいそいそと少女に服を着せた。 俺はそこにいたらまずいと思って辺りをうろついた。 ここでは黙ってみてるのが最良の選択肢だと知らずに
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