やきもちと素直な想い

3/6
前へ
/36ページ
次へ
誠は・・ 日に日に可愛くなっていく。 もともと可愛かったけど・・。 誰のせいかきちんとわかってる、 だから余計かなしかなった。 「うん。熱ある、ほら38度。」 俺はあたためた体温計を 誠の前にちらつかせた。 みたくねえんだよ、 シュンと誠の2ショットなんて。 今まで何度も見てきてたはずなのに、 付き合ってるってだけで こんなに嫌だ。 「・・うそつき!!」 やっぱりばれた。 「ねえ、大樹。なんで?いつも3人であちこちいってたじゃない? それなのに中学入ってから3人でどこもいってないよ?ねえ、大樹!!」 俺は答えなかった。 気付いてよ・・誠。
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加