やきもちと素直な想い

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「大樹・・あたしとシュンがつきあってるから?だから大樹は気を使ってくれてるの?そんなのちっとも嬉しくないよ。あたしたち、昔からずっと一緒でしょ?」 ・・。 「そうだよっていったら?」 俺はふとんにもぐったままだから 誠の顔は見えないけど なんとなく誠の表情は想像できた。 「え・・?」 「あのさ。」 俺はおきあがった。 誠はやっぱり かなしそうなかおしてる。 「3人3人ってお前等はいうけど、俺の立場考えてよ。どれだけむなしいか、わかる?」 「むなしい?」 誠はもっと淋しそうな顔した やめてよ・・。 「そういうこと。だからシュンには熱出たとも言っておいて。」 「でも・・。」 わかってよ、誠。 俺は俺は・・お前が好きなんだよ。 「じゃあ聞くけど。お前は俺とずっと一緒だとかなんとかいうけどさ!俺とシュン、どっちが大切?」 「なんでそんなはなしになるのさ!?」 誠は驚いた。 「いいから答えてよ!!」 「二人とも・・大事だよ?」 「いいかげんなこというなよ!!」 俺は怒鳴った。 誠は黙った。
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