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あの日の・・
まだ日本語が喋れなかった時の
淋しそうな目と同じだ。
「幼馴染なんていいかげん迷惑なの!!お前彼氏いるんだからいいじゃん、なんで俺にそんな甘えるわけ?お前がいるから俺には一向に彼女が出来ないじゃん!」
やば・・言いすぎた。
「わかったよ!ごめんなさいね!もうこない!!!」
誠も怒鳴って
部屋を飛び出した。
くそぉ・・
だってこれ意外に
どうすればよかったんだよ。
俺達は・・
ただの幼馴染だ、
それだけなんだ。
電話が鳴った。
今家には俺しかいない。
「はい?」
「ああ、だいぎ・・ごっほ、おれ、ズンだけど・・」
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