やきもちと素直な想い

5/6
前へ
/36ページ
次へ
あの日の・・ まだ日本語が喋れなかった時の 淋しそうな目と同じだ。 「幼馴染なんていいかげん迷惑なの!!お前彼氏いるんだからいいじゃん、なんで俺にそんな甘えるわけ?お前がいるから俺には一向に彼女が出来ないじゃん!」 やば・・言いすぎた。 「わかったよ!ごめんなさいね!もうこない!!!」 誠も怒鳴って 部屋を飛び出した。 くそぉ・・ だってこれ意外に どうすればよかったんだよ。 俺達は・・ ただの幼馴染だ、 それだけなんだ。 電話が鳴った。 今家には俺しかいない。 「はい?」 「ああ、だいぎ・・ごっほ、おれ、ズンだけど・・」
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加