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「…3つくらいですか?」
「バカモン、1個だ。しかも自己愛。こんなのは自殺しなければほとんどの者がクリアするヤツだぞ」
宇佐美は大袈裟に眉間にシワを寄せながら言った。
恭一は彼の言葉通り、自分をそれほどいい人間と思っているわけではない。それでもこの結果はかなりショックだったらしく、ガックリとうなだれた。
「残りの4つの愛を学び直す、これが追試。合格なら天国行き。キミの運命を、そして未来を変える最後のチャンスだ」
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