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それから、奈緒おばちゃんが
慌てて迎えにきた。
母と連絡がとれたらしく
今から母の実家に向かうらしい
でも、母とは暮らしたくない
『ママのところには行きたくないなぁ。奈緒おばちゃんのとこに行きたい。』
そう言うと奈緒おばちゃんは
『初めはそのつもりだったんだけど…。
パパがアパートのドアを殴ったのかドアがボコボコになってたから怖いのよ。
昼間は病院行かなきゃならないから、子供だけで居させるのは危ないと思って。
場所もバレてるし。
ママの実家は、引っ越したばかりでパパもわからないでしょ。』
父がそこまでするとは
とても考えきれなかった。
しかし、ばぁちゃんが倒れたため父を止められる人がいない。
とうとう父が暴走しだした…。
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