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『ジイちゃん、ジイちゃん!』
『ん・・・・・?』
『オレ、これからどうすればいいんだ?』
『ふう・・・・・・』
『なあ、ジイちゃん!』
『・・バカタレ、そんなものは他人が決めるもんじゃねぇ』
『え?』
『決めるのはお前自身だ、テンマ』
『ジイちゃん、どこ行くんだよ、ジイちゃん!』
遠くへ歩いていくジイちゃんに手を伸ばしたけど、全然届かなかった。
でも、ジイちゃんは笑ってくれた。
そういえば、ここはどこだろう?
オレは、確か・・・アカネと・・・・・・
目の前が白んで眩しくなってきた。
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