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何も無き夜
部屋でひとり
何もせず
ただ天井を眺め
過去に想いを馳せているのか
現在の無様さを笑っているのか
未来の姿を呪っているのか
狭き部屋にて
狭き心持てあまし
行き場の無いうわべの空にて
行くあて無く浮遊する心
静けさが
耳にうるさく
ゆとりある時なれど
胸はくるしい
目を閉じ眠りにつくしか
逃げ場無き、愚か者
夜明ければ、ご機嫌よ
夜明ければ、いつものように笑えるさ
夜明け、未だ遠く
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