第三章 模擬戦

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「兄さん、見て、丸太一回で切れるようになったよ。」 「おっ、凄いじゃないかシュラ!!」 「僕は将来兄さんみたいな軍人になるんだ。」 「…そうか、シュラなら俺以上の軍人になれる。 頑張れよ。」 「うん!!」 「…眠い…」 シュラは眠りから覚めた。 今は昼前で、シュラは着替え、剣を二本持ち、兵舎を出た。 シュラは前にティエラと会った雑貨屋に入り、ティエラを探すが、ティエラは見当たらず、店員に聞いてみた。 「ティエラちゃんは今日は休みよ。 なぁに?ティエラちゃんを探してるの?」 シュラは頷く。 「ティエラちゃんなら、そこの道を真っ直ぐ行った広場にいると思うわよ。」 「ありがとうございます。」 シュラは敬礼して、雑貨屋を後にした。
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