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「ん、何だあれ?」
しばらくシャツを絞る事に集中していた俺だが、橋を支える足みたいな所に暗くてよく見えないけど何か箱のようなものを見つけた。
ん~猫とかだったら良いな。
なんて軽い気持ちで俺はそれに近付いた。
「…………オギァー」
え?最近の猫って、あんな鳴き声なの?
いやいやそんなはずはない。
俺はどうしていいか分からなかったので、とりあえず凛に電話をかけた。
その瞬間、ブーブーと唸りを上げる俺の左ポケット。
あれ?凛……まだ家に帰ってないのかな?
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