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「先生達、行っちゃったね」
二人の去っていった方向を見ながら凛が呟く。
「うん」
俺も去った方向を見て頷いた。
「きっと誤解されたよね?」
そのまま凛は更に続ける。
「たぶん……」
俺もそのまま続ける。
「なぁ……」
ここで俺は凛に向き直る。
「何?」
凛は俺に顔だけ向ける。
「俺たち……もうこのまま結婚しちまうか?」
「っ!?」
俺のグッドアイディアを凛は気に食わなかったのか、俺は再びその場で鉄拳制裁をうけた。
……理不尽だ。
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