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そんなある日、1つの変化があった。
その日は夏休み。
部活もなく、ただ家で引きこもり、ノートに書くことを探していた。
しかし、何も見つからず、仕方なく
起きて、寝て、起きて来た。
とだけ書き渡した。
笑った。
僕は、その顔を見て、心が暖かくなった。
真っ暗だった僕の心に、一筋の光が差し込んだ。
僕は笑顔で泣いた。
彼女は心配そうに、そして不思議そうな顔をして僕の頭を撫でた。
外には青々と葉を付けた木が、そよ風になびいていた。
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