キャッチボール
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公園には誰もいなかった。 見渡すと赤く錆びた鉄棒と作りかけの砂のダムが見えた。 「いくよー。」 君が後ろのほうで言った。 待って、と言おうとしたのだが君はかまわず投げた。 ボールは高く、僕の頭上を越えていく。 目で追ってくと日が沈みかけてる空が見えた。 「取れるわけないだろう。」 呆れた声で言った後、僕は慌てて後を追った。 「取れなくてもいいよ。」 後ろで君が笑って言った。
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