ある朝目覚めたら僕は猫になっていた

夕焼け

ピョンピョン飛んでいる虫達との遊びに夢中になっているうちに、空の太陽は傾き始めていた。

しばらく僕は夕日を眺める。

そういえば、お母さんは夕焼けが好きだったな。

夕焼けの道を、小学生くらいの時よく手をつないで一緒に帰った。

あの頃のお母さんが、僕は１番好きだった。