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夏の終り
僕はこの世の中に 悪魔も神様もいない
いるとしたら それは造られた存在
そう思った日
夏が始まった時 僕はいつもの日々を過ごすんだって考えていた
だけど 終りの日
それは急に起こった
この僕の人生を 一発の銃弾が狂わせた
この僕が歩むべき道のりを 全て白紙にした
それは運命だったのかも知れない
だとしてもあまりにも無情じゃないか
だとしてもあまりにも薄情じゃないか
夏が静かに 秋風に飲み込まれて行く
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