いきなりあの世行き

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どうでもいい事だが、事故にあうまでの僕はほんとにネクラな読書オタクに見られていたようだ。 「そうなんだ~~。」 僕は少し落ち込み布団に潜り込んだ。 「でもさ~。 バスケやってる姿はけっこう輝いてるよ。」 すかさず、靖子の隣りにいた今日子がフォローをいれる。 どうやら今日子は女バスの部員らしい。 「まぁ、レギラーになれないのがたまに傷だけどね。」 今日子が笑いながら言う。 人の事を上げたり、落したりと忙しい娘だ。
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