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『おはよう。ユエ。御迎えに上がりました。お姫様。』と おどけて笑顔で手を差し出す快晴。
『…。わっ。あっ。おはようございますっ。よっよろ、よろしくお願いしまぁすっ。』慌てて 深々と頭を下げる月。
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少しの沈黙があり、そのまま 頭を下げてる月。
快晴はニヤニヤ見ている。
“はぅっ。しまった!!なんかオカシイ!?オカシイょね。んー。”
と想いつつ、おそる おそる顔をあげ、月もニコっと微笑むと、快晴は…。
『………あはは!!マジ可愛い!!!すげぇ天然!!すげぇ新鮮!!』と快晴は言い、いきなり抱き付かれる月。
混乱して固っていると、快晴がいきなり『うわっごめん。つい!!』と言い、月を離した。
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少しの沈黙と見つめあったあと、ぷっ あはは!!と お互い笑い、仲良く並んで車にむかう。
何処に行く?などと他愛もない会話をしながら…。
これが快晴との初めてのデートのはじまりだった。
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