秘密

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部屋を出たところには破砕の地龍が立っていた。 「どうしたんですか?チャーリー」 「相変わらずその名で呼んでくださるのですね、クリスさん。貴女に話があったものですから」 苦笑いしながら破砕の地龍ことチャールズ・ドラコニア(チャーリー)は言った。 「じゃあ、私の部屋でしましょうか。紅茶でいいですか?」 自室へと向かいながらクリスは問いかける。 「ええ。それにしても、戦鬼と何を話していたのですか?差し支えなければ教えていただきたいのですが」 普段はあまり他人のことを詮索しないチャーリーが珍しく聞いてくる。 .
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