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オレは、ロボットの様に機械的にニャー、ニャー、と繰り返し鳴いた。     母親を求める訳でもなく、悲しみや怒り、勿論、喜びの感情など一切なかった。    ただ本能の赴くままに鳴き、疲れたら眠るの繰り返しだった。
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