元宮という敵

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理事長室に入り、ソファーに座りながら、元宮先生にも座るのを奨めた。 イッセイ「さて、なんのご用でしょうか?」 ユウタ「さっきと大違いですね。」 俺がジッと見つめると、元宮先生はメガネを外した。 ユウタ「良い男がだいなしですね。」 イッセイ「理事長ほどではありません。 私の場合は、女生徒や先生方がうるさいので。」 ユウタ「元宮先生、俺は一応、理事長という肩書はありますが、ここの生徒です。 理事長という呼び方を辞めていただきたいのですが。」 イッセイ「わかりました。」
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