元宮という敵

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イッセイ「あっ、理事長はご存知でしょうか?」 ユウタ「はっ?」 元宮先生が、メガネをかけながら、ソファーから立った。 イッセイ「ここの保健医が変わった事。」 ユウタ「俺の主治医の息子だから。」 イッセイ「私の親友なんで、仲が良いんですよ。」 なんか、秘密を見透かされているような感じがした。 ユウタ「それが何か?」 イッセイ「だから、保健室ではサボれませんよ。」 少し安心してしまった。 ユウタ「では、サボる時は屋上で。」 元宮先生が出ていく後ろ姿に危機感を感じた。
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