元宮という敵

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ユウタ「理事長室にいたんだ。」 俺が生徒会室に入ると同時に、晴香の腕が俺の腕をつかむ。 ユウタ「翔、できた?」 ユウタ「あぁ~。ただ、問題がある。」 ハルカ「部員は昨年度の卒業生のみっていう部活があるんだよ。」 俺が眉をひそめると、二人が俺を見た。 ユウタ「事情があるかもしれんな。 生徒会顧問の元宮先生を連れて来て欲しい。」 フットワークの良い翔が職員室に向かった。 ハルカ「何かあった?」 やっぱり晴香は気がついたんだ。 ユウタ「元宮先生は、俺の秘密を知ってるかも。」
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