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【夕方、外】
柊斗
「おい~、本当に行くのかよぉ?」
苺華
「持って来た本人がそんなでどうするのよ!」
木葉
「ごめんなさい、三春くんに風鈴ちゃん。巻き込んでしまって…」(申し訳なさそうに)
風鈴
「僕はいいよっ☆冒険心が高鳴っていくからね!」
(ワクワクしながら)
柊斗
「なんだソレは…」
(呆れ)
苺華
「あ、ここじゃない?この手紙に書いてあるところ」
柊斗
「おい苺華、もう一回手紙読んで」
苺華
「(面倒くさそうに)えー…、『お前の親友を預かっている。返して欲しければ指定した裏路地に来い。』だって」
柊斗
「お前の親友って誰だよ!あ、まさか俺!?
いや、恋人候補だよな?」(ニヤリと笑い)
苺華
「んなワケあるか。
柊斗ここにいるし。
ん…?この手紙、もう一枚小さいのがある。」
木葉
「あ、本当。えーっと…『もう一つの世界が開かれる時、必ずや君たちを……』」
風鈴
「曖昧な文だねぇ。なんか僕たちがトリップしちゃうような?」
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