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圭輔「それにしても、どことなく優奈チャンに似てるわ💦」
翔「そっ、そうっすか?…って和んでる場合じゃないっすよ💦」
圭輔「そうだったな💦」
翔「てか、彩菜が連れ去られたって本当なんすか!?」
圭輔「多分、見間違えじゃねぇはずだから、あれは彩菜さんだと…」
翔「くっそぉ〰、どこのどいつだ!?」
翔はそう言って、人混みの中へ走って行った。
圭輔「…俺達の知らない所で、何かとんでもない事が起きてるのか……?」
圭輔は翔の後ろ姿を見ながら、そう呟いた。
それから数時間後、結局足取りを掴めなかった翔は、自宅に戻り、親友の俊介(しゅんすけ)と電話をしていた。
翔「なぁ、俊介。どう思う?」
俊介「やっぱ、連れ去られただろ…。」
翔「だよなぁ。あぁ!!…何であん時、一緒に単車取りに行かなかったんだろ!?」
俊介「そんな嘆いてるヒマがあったら、探せよ。手伝ってやるから。」
翔「えっ…?」
俊介「翔、おまえはひとりじゃねぇんだぞ?…うちのチーム、動かしてやるよ。」
翔「俊介の亜羅神(あらじん)を…か?」
俊介「あぁ。総長命令で全集掛けりゃ、すぐに集まる。」
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