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その頃、優奈の弟の翔は、彩菜とデートしていた。
そう、このふたり…付き合っているのだ。
彩菜「ほら、次!次!!」
翔「何にも買わないで、見て回るだけってありえねぇよ💦」
彩菜「全くダラシナイなぁ、男のクセに♪」
夕陽に照らされたふたりの影は、ずっとくっついたまま離れる事は、ない。
翔「だらしない!?…彩菜が元気過ぎるんだって💦」
彩菜「だって私、元気だけが取り柄だもん♪」
彩菜はそう言って、ガッツポーズをした。
翔がそのカッコを見て、笑う。
彩菜「やっぱり翔は笑ってくれてた方が、嬉しいよ♪」
翔の返事を待たずに彩菜は、翔の首に両手を回し、軽くジャンプしてキスをした。
翔「な💦…いきなりこんなとこで💦」
彩菜「嬉しいクセに♪」
翔「うっ…そ、そりゃあ…嬉しいよ♪」
彩菜「だったらいいじゃん♪…なんか、お腹空いちゃったなぁ💦」
翔「じゃあ、メシ食い行こうぜ♪」
彩菜「急に元気になるのね?」
翔「うっ💦」
彩菜「冗談よ♪…早く単車取ってきて♪」
翔「えっ?彩菜も一緒に、単車取りに行こうよ?」
彩菜「私はちょっと休憩♪」
翔「まったく…しょうがないなぁ💧」
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