僕は君を

6/8
前へ
/40ページ
次へ
「あなた様には、わたくしの分まで生きてもらわないとこまりますわ」 君のぶん・・・・・? 「いやだよ・・・・。」 だって・・・・・だって・・・・・!!! 「僕の隣に君がいないと、意味がないもん!!!」 小さな子供のように、僕は泣いた。 すると、君は小さく微笑んだ。 「それなら大丈夫です」 「えっ」 君は、自分の手を胸におき、 「わたくしはあなた様の隣どころか、あなた様の心にいますわ」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加