そのときは僕に

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「食べないの?」 「・・・・食べます」 このときの君は、まだ警戒してて、近くの猫とかに毒見させてたよね。 「おいしいかい?」 「・・・・・っ」 今までまともなものを食べてなかったのか、君は次から次へとご飯を口にほおばって。 僕は、初めて誰かに喜んでもらううれしさを知った。 だから、もっと君に何かをしてあげたくなったんだ。  
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