そのときは僕に

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そうして、いつしか君は、僕の専属の召使いになった。 いつ、何処へ行くのにも君と一緒。いつも、そばにいてくれた。 僕が、君に不思議な感情を抱くようになったのはこの頃だっけ。 「ねぇ」 「はい。なんでございましょうか」 「僕と一緒になってから、どのくらいになる?」 「5・6年ですわ」 「そっか・・・もうそんなにたつのか」 一目見た瞬間から今まで。 君と一緒の時間は、本当に楽しいよ。
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