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「でも・・・・不安なんだ・・・本当に・・・君がいなくなっちゃうような気がして」
「・・・・」
「お願いだよ。どこにも行かないで・・・・」
きゅっとわたくしのエプロンの裾を握るあなた様。
あぁ、なんて可愛らしいことをするのでしょう。
このままあなた様を抱きしめられたのなら・・・。
しかし、わたくしとあなた様は主人と召使い。そんなことは許されるはずがありません。
「お願いだよ・・・」
今度はわたくしに抱きついてくるあなた様。
どこまでわたくしを焦らすのでしょうか。
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