3人が本棚に入れています
本棚に追加
「お願いだから、僕を一人にしないで?」
父さんも、母さんも、他の人もいない。
本当の本当に、一人ぼっちなんだ。だから、僕を一人にしないで・・・・。
僕の隣に帰ってきて・・・。
「お願いだよ・・・・」
僕はもう二度と動くことのない、冷たくなった君を抱きしめて涙を流した。
君と過ごした、楽しい日々。
君は、すっごく優しかったよ・・・・。
絶対に、忘れない・・・・。
忘れないよ・・・・・・・
僕は、冷たくなった君に―――
(君が戻ってきたそのときは、僕が微笑んであげるからね)
最初のコメントを投稿しよう!