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………白い天井が見える｡ただそれだけ｡……それしか見えない｡当然､寝転んでるから｡
ふと､気づけば…彼がいた｡別に彼氏ではなく､ただの従兄弟｡
『よう｡元気か?』
いつも通りの質問｡……一応､首を振ってみる｡横に｡
『……そうか｡残念だ』
……何が残念なんだろう…｡私はただ､事実を表しただけ｡
いつもの質問､いつもの答え｡毎日繰り返してるのに彼は悲しげな顔をする｡
『私の答え､そんなに不満?』
……そう聞いて見たかった｡でも……できなかった｡
……怖いだけ｡………逃げたかっただけ…｡
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