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千里は私の言葉を聞くと、また泣き出して…。
抱き締めて頭を撫でていると千里は“どっちが年上なんか分からんね”と笑った。
『今日から千里は私の彼女』
私は嬉しくて言葉にした。すると、
『樹里は私の彼女』
と千里も私の腕の中で囁いた。
正直な話、精神的に病んでいる千里をどこまで支えてやれるかは分からない。
でも、今此処に居る愛しい人の為に出来うる事は全てしたいと思った。
雨が降った後が必ず晴れるように、そんな2人になりたい。
今日からが私達の新しい始まり。
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