使い魔

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逆に剣を持つ者にとっては、相手に近付けさえすれば勝てるという利点がある。 お互い得意、不得意があるのが魔装の真意でそれを補うのが魔法という事だ。 ちなみに、魔装はいくつでも造る事ができる。しかし、能力の高さはそれを造る人の魔力に左右されてしまうのだ。 魔装については、これくらいにして漸く寮に着いた。さながら、城と言った具合だ。 ディアス「こんにちは、2000号室は何処にありますか?」 管理人「2000号室は最上階ですよ。///」 ディアス「ありがとうございました。」 エナと別れて、一人でエレベーターに乗った。エナの部屋は、一階に在ったのでエレベーターを使う必要がなかったのだ。 チン、という音と共に扉が開き外に出た。長い廊下を進むが部屋は見当たらない。 ディアス「在った。」 どうやら、最上階には2000号室しかないようだ。その分、一戸建てより広い。 キッチン、バス、トイレ、リビング、寝室など一通り揃っているのだが、どれもかなり広い。 こんな広いとは、思っていなかったが今まで住んでいた俺の家もこのくらい広いからか落ち着く事ができた。
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