敵は誰？

使い魔

荷物を亜空間から出していき、部屋の中の整理を始めた。さっさと、整理をすると夕食を作り始めた。

今日のメニューは、麻婆豆腐にサラダ、ご飯に飲み物は俺の大好きな牛乳だ。

ﾃﾞｨｱｽ「うん、相変わらず美味いな。」

俺は、一人暮らしのため自炊をしていたので食事くらい簡単に作れるのだ。

ピンポーン

ﾃﾞｨｱｽ「はい。」

ガチャ、と扉を開けるとエナがいた。エナは、言い難そうにモジモジしていたが口を開いた。

ﾃﾞｨｱｽ「どうしたんだ？」
ｴﾅ「あのね。ご飯恵んで下さい。私、料理が全くできなくて……」
ﾃﾞｨｱｽ「分かった、入れ。」
ｴﾅ「お邪魔しま～す。」

ディアスは、エナの分の食事を盛るとエナに出した。エナの目が、正に尊敬の眼差しと呼ばれる物になった。

ｴﾅ「美味しそう！」
ﾃﾞｨｱｽ「早く食べろ。早くしないと、冷めてしまう。」
ｴﾅ「頂きま～す！」

本当に美味しいらしく、食が進んでいる。俺は既に食べ終えているため、風呂の用意をする。

お湯の温度を調節し、湯船にお湯を貯め始めた。後、30分もすれば良い具合になるだろう。

戻ると、エナは既に食べ終わっていた。食器は洗って置いてくれたらしい。