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リナ「攻撃用の魔装は、持っているのかしら?」
ディアス「いいえ、水芭蕉一つで攻撃もします。なので、水芭蕉以外の魔装は持っていません。」
リナ「一体どうやって!?」
ディアスは、水芭蕉を何もない所に光属性を付加して振るった。すると、光属性の攻撃付加の特徴である光が水芭蕉が通った。
その場所に残った。ちなみに、これはただ魔法付加しただけの通常攻撃だ。
リナ「凄いわ。まさか魔法付加までできるなんて。」
ディアス「ハハハ……」
エナ「先生、今のはどういう事ですか?」
リナ「今のは、光属性の付加を使った魔法付加よ。防御しかできない魔布でも、攻撃できるようになるわ。」
三年生の最初でそのような能力は、まだ備わっていない筈だ。正に桁外れの実力をディアスは持っていたのだ。
ディアス「先生、魔装を造らなくて良いんですか?」
リナ「貴方には、攻撃用の魔装を造って貰います。魔布でも攻撃は可能ですが、もう一つ在っても損はしないでしょう。」
ディアスは、頷いて魔鉱石を受け取ると自分の席に戻って早速魔装を造る事にした。
造り方は、極めて簡単だ。魔鉱石に魔力を流して形を指定するだけだ。
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