緑の国

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ある晴れた日   僕達は隣国へと来ていた   そこで僕はある娘に恋をした   名前もわからぬ緑の子   あの優しい声に、微笑みに知らず知らずのうちに惹かれていった   しかし数日後、王女は冷たく、残酷な事を言った   「緑の国を滅ぼしなさい」   理由はただ一つ   青の国の王子があの緑の子に恋をしたから   王女は嫉妬から緑の国を滅ぼそうとする   僕は従うしかなかった
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