変わらぬ朝日と変わらぬ日常

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「んんっ~」 伸びをして、体を起こす。手を伸ばしてカーテンを開ける。朝日が眩しいけど、この朝日を見ると、今日も頑張ろうって思える。だから、私は朝日が好きだ。変わらぬ朝日、変わらぬ日常… 「よしっ!」 頬を軽く叩いて、ベットから降りる。さっさと着替をすませて…… 「う~、もう朝~……」 隣のベットから、ルームメイトの春日井 綾が起きてきた(私立白月女子学院の寮は、基本相部屋なのである。「詳しくは、しろいつきを参照」) 「おはよ、綾」 「おはよ、明日香」 平和な一日。平和な日常。そんな日が、いつまでも続く。私はまだそう思っていた。
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