激突! おのが信念を貫く者達

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「さぁどうしたどうした もう終わりか!」 「んなわけあるか!ちょっと考えてるだけだい!」 「ふん! だったらこれでも食らって頭ん中スッキリさせな」 桜井の銃が火をふいた 「んなもん食らったら即死じゃねーか!」 「お前なら生き延びれるだろ!」 「どんな根拠だよ!」 夏紀と斉藤は部屋の柱に隠れた 「チッ こうなったらこいつを使うか おーい二人共 これなーんだ」 桜井は夏紀達にむけて右手をかざした 「!? あれは マジックリング!」 「そのとおり そして俺の属性は『闇』だ」 「よりにもよって闇かよ」 「なぁ 夏紀? 俺達 超やばくない?」 「やばいですむならまだました これは絶体絶命って言った方が良いかもな」 「マジですか?」 「マジもマジ 大マジだ」 「さぁたっぷりと食らってきな 悲劇の夢を『連続の闇』(ガトリングダークネス)」 桜井の手から連続で闇の塊が飛んで来た 「ノァァァァやばいやばい これはやばいって!」 「黙れ猿! 相手が魔法ならこっちも魔法でたいこうだ!」 ごにょごにょと斉藤に作戦を伝えた 「ほんとにそんなんで大丈夫か?」 「仕方ない これが最後の作戦だ 早くしろ!柱が崩れるぞ」 桜井の魔法の効果は『破壊』 そのせいで簡単に柱が崩れてしまうのである 「せーので行くぞ」 『せーの!!』 二人は同時にに柱から飛び出し桜井目掛けて魔法を撃った 「切り裂け『アクアカッター』」 夏紀の魔法により周りの柱が切り倒された 「なかなかユニークな技名だな」 「ウルサイ!威力が高ければ良いんだよ!」 しかし夏紀の魔法は簡単にかわされてしまった 「チャンス! くらえ『ファイヤ―ボール×3』」 後退している桜井目掛け斉藤が魔法を撃った 「ふん!こんなもんかわさずとも打ち落としてやる」 すると桜井は銃を取り出し斉藤のファイヤ―ボールを打ち落とした 「どうした まさかこれで終わりじゃないよな?」 と桜井が言ったまさにその時 「ご名答 さすがだぜサク!」 「何!?」 斉藤のファイヤ―ボールの影に隠れて桜井の死角に飛び込んだ夏紀 「歯ぁくいしばれ!行くぞ『空破斬』」 「こっはぁ!」 夏紀の一撃により 頭上高く打ち上げれた桜井を追撃するように斉藤が桜井の上から攻撃した 「絶対槍の使い方違うのに.. 夏紀め! 仕方ない 珍技『たたき落とし』」 斉藤の攻撃により桜井は地面に勢いよくたたき付けられた
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