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びっくり展開!? そして決意する
アレクサンドリアまでは馬車で30分ほどだった。
街は賑やかで何一つ不自由が無いようにも見える
。
「あの村の人達こっちで暮らせば良いのに」
夏紀が呟く
確かにこの町なら闇の軍勢が襲って来ても撃墜できそうだから安全だろう。
「あの村の人達は自分の村に誇りを持ってるからね 何度説得しても拒否られてしまうのだよ」
騎士団の男がちゃっかり夏紀の疑問を聞いていたしくその問いに答えた
そんな事を言っているうちにアレクサンダー城の中に付いていた。
『でっけ~~~~』
夏紀と斉藤らはまるで幼い子供のように目をキラキラ光らせていた。
「騎士団長 ロニ―・デップ ただ今帰還しました」
大きな扉の前で大声でそう言うと
ギギギィ~
と扉が開いた。
「さぁてようやくライガー王とご対面だな」
「なんかワクワクしてきた」
意気込みをいれる二人 てくてくと歩いて行くとそこには確かに王様です的な姿をした人がいた。
そしてライガー王の前に立った二人 そしてそこで見た者は.....
『なっ!!!おっ 女?』
「二人共!ライガー王の前で何たる無礼な!」
「良いのですよロニ。 大体の人は私の姿を見て皆同じ反応ですからなれました」
笑顔でそう答えるライガー王。
「初めまして 私はライガーと言います」
「はっ 初めまして 自分は野田夏紀と言います」
「自分は斉藤秀幸と言います」
ギクシャクと答える二人に対して笑顔でライガーが
「では さっそく本題に入りたいのですが」
とライガー王が何かあまりよろしい雰囲気ではなかった
「ここだと話しにくい事だし 私の部屋まで来て下さい」
『はい?』
二人は言っている事が理解できなかった。
「では こちらについて来て下さい」
勝手に話を進めるライガー
『あ はい』
とりあえず言われたとおりにしようと思った二人はてくてくと付いて行った。
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