激突! おのが信念を貫く者達

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激突! おのが信念を貫く者達

「さぁ 楽しもうぜ」 そう桜井が言った瞬間に 桜井は夏紀達目掛けて銃を撃ち放った。 「のぁ あぶねー」 「ギリギリよけれたな」二人はギリギリのところで銃弾を回避した。 「ほぉ この距離で回避するなんて さすがだな だけどそんな事じゃ俺を殴る事などできないぞ!」 「うっせ― やってみなくちゃ分からんだろ!」 夏紀達は桜井に接近しようとした。 「相手の武器は銃だ 接近すれば少しは不利になるだろ」 夏紀と斉藤は桜井目掛けて走り出した。 しかし 桜井の放つ銃弾に 接近を拒まれる二人。 「どうした 接近して来るんじゃなかったのか?」 「チッ 相手の銃さえ何とかなれば」 「夏紀 こんな時にこそ魔法を使うもんなんじゃねーのか?」 「あぁ そうだな 分かってはいるんだが どんな魔法を使えば良いかが分からんのだ。 そうゆうお前はなんか良い魔法あるのか?」 「あ! いや その」 「つまりは無いんだな」 「うん ごめん」 「しょうがない 殺り合いながら考えるしかないみたいだな」 「どうした 話はまとまったか?」 「あぁ おかげさまで」 「そうか なら続きをしようか」 桜井は夏紀に対して銃を撃った。 しかし夏紀は桜井の撃つ銃弾を難なくかわした。 「ほぉ もうこの銃弾の速さになれたか」 「違う たまたまだ」 そのすきに夏紀は桜井の目の前まで走って来た。 「くらえ!!」 夏紀は剣をふり下ろした しかし 桜井はそれをかわしてすぐさま夏紀に銃を突き付けた 「残念だったな」 桜井が銃の引金をひこうとした瞬間 「!?」 桜井は背後から斉藤が自分目掛けて槍を突いてくるのに気付いた 斉藤の槍をかわした桜井 しかし 斉藤の槍をかわした瞬間に夏紀に攻められた 「残念なのはどっちかな!」 夏紀の剣が桜井を斬る 「チッ 浅いか」 しかし夏紀の攻撃を桜井は最小限のダメージで防いだ 「うっひゃー 危なかった~ 二人共なかなかのコンビネーションだったな」 「そりゃ長い付き合いだからな」 「なるほど 確かにそうだな」 「お前とも良いコンビネーション出来そうなんだがな」 「あぁ そうだな」 夏紀達と桜井の距離は最初と同じぐらいだ 夏紀達はまた不利な状況になってしまった 「うーん やっぱり今ので決めておかなければいけなかったな」 「そんな事言ってないで早く次の作戦考えよ」 「うっさい クソ~あの銃弾をたたき落とす技術さえあれば突撃すんだがな」
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