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「なんだよ!?何かあんのか?」
「ねえ、どうして喋れるの?僕達の知らないだけで、皆喋れるとか?」
「面倒臭え…。なんで俺が、そんなことに答えなきゃいけねえんだよ。」
「いいじゃん、君のこと言わないんだから、答えてくれたって!
答えてくれたら、帰ってもいいからさ。」
さっさと、逃げたかったが、尻尾を掴まれてそれも出来ねえ。
「お前に教える義理はねえ。それに忙しいんだよ。」
「教えてよ!じゃないと離してあげないよ。」
どうやら、答えねえと帰してくれそうにない。
俺は仕方無く、人間の質問に答えることにした。
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